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こんな方におすすめ!契約人数別料金プラン
ドコモのポケットwifiには、データ無制限のプランはありません。自分のデータ利用状況を考えながら、費用対効果の高そうな料金プランを探しましょう。ドコモのポケットwifiを契約する場合、契約人数が1人なのか2人以上なのかにより、適切なプランが異なります。
1人で使うならこの料金プランがお得!
ひとりで契約する場合、すでにドコモユーザーならポケットwifiを2台目にしてシェアパックを利用してみてはいかがでしょう?新規に契約する場合との違いを以下に示します。
新規で契約する場合(2年定期契約ありと仮定) | ポケットwifiを2台目にして契約する場合(2年定期契約ありと仮定) | |
基本プラン | データプラン(ルーター):1,320円(税込) | データプラン(ルーター):1,320円(税込) |
パケットパックを使った分にする場合 | ベーシックパック ・ステップ1:1GB 3,190円(税込) ・ステップ2:3GB 4,400円(税込) ・ステップ3:5GB 5,500円(税込) ・ステップ4:20GB 7,700円(税込) |
シェアオプション:550円(税込) |
パケットパックを定額にする場合 | ウルトラデータ ・Lパック:20GB 6,600円(税込) ・LLパック:30GB 8,800円(税込) |
- |
インターネット接続サービス | mopera U:220円(税込) | mopera U:220円(税込) |
合計 | ・ステップ1:4,730円(税込)~ステップ4: 9,240円(税込) または ・Lパック: 8,140円(税込)~LLパック:10,340円(税込) |
2,090円(税込) |
ステップ3(5GB)として新規契約する場合、月々の料金は7,040円(税込)です。これは他社のモバイルルーターと比べてもかなり割高だと言わざるを得ません。ドコモユーザーが2台目として契約すれば、スマホと使用データ容量をシェアできるため、シェアパックの料金の分だけ安上がりになります。
ただしスマホとデータ容量をシェアするため、スマホで契約しているデータパックがベーシックパックの5GBと少ない場合には、1,100円(税込)アップで定額プランのウルトラデータLパック(20GB)に変更するのがおすすめです。Lパックならパケットパックのステップ4よりも安い料金で、ステップ3の4倍のデータが使えます。
家族でご利用の場合もシェアパックを利用した料金プランがお得
自分がドコモユーザーでなかったとしても、家族にドコモユーザーがいればシェアパックの契約ができます。ただし家族と利用するデータ容量をシェアすることになるため、使いすぎには注意しなければいけません。
そうは言っても安価でドコモのポケットwifiを持てるようになる点は大きな魅力です。家族がかなり長い間ずっとドコモユーザーなら、パケットパックの料金にずっとドコモ割プラス(プラチナステージで880円(税込)引き)が使えます。更新ありがとうポイントなどの恩恵も受けられて料金は割安になります。
ドコモユーザーでない場合は料金が割高になるため注意
家族にドコモユーザーが誰もおらず、単にポケットwifiだけを契約する場合、料金は割高になります。2年定期契約ありとして新規で契約する場合、使う分に応じた料金にすると、最低でも1GBまでで4,730円(税込)。3GBで5,830円(税込)、多くの場合5GBは使うと考えると6,930円(税込)です。
家族がドコモユーザーでない場合、料金的にはあまりメリットがありません。契約するかどうかは他のメリットと併せて慎重に検討しましょう。
ドコモのポケットwifiを利用するメリット
高速通信で安定!通信速度が速い点が魅力
NTTドコモの回線は比較的安定した通信速度が出ます。ドコモの回線を利用しているポケットwifiも、当然その恩恵にあやかれます。ポケットwifiの最大通信速度は下り788Mbps※、上り50Mbpsです。光回線の最大通信速度と比較しても見劣りしない通信速度と言えるでしょう。ただし、混雑する時間帯や回線の混雑状況など、通信速度は環境によって大きく左右されるため、あくまでも参考としてください。
※「ドコモ光」は、ベストエフォート型サービスです。記載の通信速度は技術規格上の最大値であり、インターネットご利用時の速度は、お客さまのご利用環境(パソコンの処理能力、ハブやルーターなどのご利用機器の機能・処理能力、LANケーブルの規格、電波の影響等)、回線の混雑状況、ご利用時間帯によって大幅に低下することがあります。また、マンションにお住まいの方については、当該建物の伝送方法によって最大100Mbps(技術規格上の最大値)でのご提供となります。
通信エリアが広い!全国区で電波が届く!日本一の強さで地下でも使える
通信エリアの広さという点で、ドコモの選択は大きなメリットです。FOMA・LTE、docomo Wi-Fi、どれでも使えて、全国での通信エリアがもっとも広いため、他のキャリアよりも優れていると言えます。地下でも通信できるので、例えば地下鉄を使うことが多い人にとっては魅力的です。
そのほか、他のキャリアだと電波の状態があまり良くない地域でも、ドコモの電波は届くことが多いです。地方在住でモバイル通信を利用したい方にドコモのポケットwifiはおすすめです。
海外でも利用可能!事前手続きは不要
ドコモのポケットwifiは、国際ローミング対応をしているため、特に手続きをしなくても海外で利用できます。例えば、アメリカ本土の場合は「海外パケホーダイ」が適用されて、1日当たり2,980円(免税)で利用可能です。
205の国・地域でも、国内で契約しているパケットパックを24時間980円(免税)で使えるサービス「パケットパック海外オプション」もあります。こちらは別途手続きが必要ですが、手ごろな値段で使えます。
事前手続きがなくても使える海外パケホーダイか、価格的に安いパケットパック海外オプションか、お手持ちの機種と渡航先によって使い分けてください。
ドコモのモバイルルーター2機種のスペックと機能を比較
ドコモのモバイルルーター2機種について、基本スペックと機能を比較します。2019年春発売予定のWi-Fi STATION HW-01Lについては、公式サイトに記載のスペックで確認しました。
Wi-Fi STATION N-01J | Wi-Fi STATION HW-01L | |
発売日 | 2017年3月9日 | 2019年春発売予定 |
重量 | 約 110g | 約150g |
連続通信時間 | 11時間 | 未定 |
最大通信速度 | 788Mbps(下り) 50Mbps(上り) |
1288Mbps(下り) 131.3Mbps(上り) |
バッテリー容量 | 2500mAh | 3000mAh |
国際ローミング対応 | 対応なし | LTE/3G |
2019年春発売予定のモバイルルーター「HW01L」の3つの特徴
現行の最新機種「N01J」が発売されてから2年が経過し、新機種投入のタイミングが到来しました。「Wi-Fi STATION HW-01L」は2019年春発売予定の機種です。その特徴をN01Jと比較しながら説明します。
- 光回線並みの下り最大通信速度1288Mbps
- 上がりの最大通信速度も131.3Mbpsで、動画や写真画像のアップロードが楽
- 国際ローミングはLTEと3Gに対応
注目すべきは最大通信速度が1Gbpsを超えてきたことではないでしょうか。この通信速度は光回線並みの速さです。さらに、上がりの通信速度も131.3Mbpsで、動画や写真画像のアップロードもかなりストレスが軽減されます。
重量は約150gと約40g重くなっていますが、バッテリー容量は500mAh増えていますので、許容範囲でしょう。また、国際ローミングはLTEと3Gに対応していますので、海外でもそのまま使えます。
連続通信時間は未定とのことで、バッテリー持ちがどの程度なのかは気になるところですが、通信速度の速さはかなり魅力的です。
最新のモバイルルーター「N01J」の3つの特徴
現在販売されているドコモのポケットwifiの中では最新機種となる「Wi-Fi STATION N-01J」にはどんな特徴があるのでしょうか。
- 現行では最大の通信速度788Mbps
- 2.4GHz対応のアンテナを内蔵!室内での通信感度アップ
- Linking対応でIoT機器と接続できる
N01Jは、現行では最大の通信速度788Mbpsです。また、2.4GHz対応のアンテナを内蔵しているため、室内での通信も安定しています。専用クレードルにN01Jを置くと通信感度がアップし、安定した通信が可能です。
Linking対応しているエアコンやテレビ、冷蔵庫といったIoT機器との相互通信ができることもポイントです。外出先から自宅の機器の様子を把握できます。
今すぐ購入するならN01Jがおすすめですが、もう少し待つとHW01Lが販売されるので、それを待ってから購入するのも良いのではないでしょうか。
まとめ
ドコモのポケットwifiについて解説しました。ドコモユーザーなら、シェアオプションを使うと気軽に追加できます。基本的にはスマホと通信データ量を分け合う形での契約がおすすめです。
実際に購入する機種では現在販売されているN01J一択ですが、2019年春販売のHW01Lは、モバイルルーターで光回線並みの最大通信速度1Gbps超えですので、発売を待って購入してもいいでしょう。
HW01Lの速さに魅力を感じている方は、携帯や自宅の光回線などもすべてドコモにすると、通信周りの料金がさらに安くなるかもしれません。就職や進学などで環境が新しく変わるタイミングで、ドコモ光やドコモのスマホへの乗り換えを検討してみてはいかがでしょうか。