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ドコモのファミ割(ファミリー割引)とは
「ファミ割」という言葉を聞いたことがあっても、どんなサービスなのかわからない人は多いと思います。ファミ割とは「ファミリー割引」の略称で、離れて暮らす両親や兄弟も、みんな一緒に割引が受けられるサービスです。
通話料が無料になる
ファミリー割引の一番の魅力は通話料が無料になる点だと思います。スマホも対象に含まれており、家族間の国内通話は無料です。普段から電話で家族とよく話す人なら、大幅に通話料金が抑えられることが実感しやすいと思います。
ガラケーの基本使用料が安くなる
ファミリー割引を適用すると、ガラケー対象のFOMAプランの基本使用料が25%割引になります。FOMAの料金プランは、通話する頻度などによって6種類から選べます。
ただしスマホの場合は、FOMAプランが適用できないため、この割引が受けられません。ご注意ください。
携帯電話から自宅への通話料が安くなる
事前に自宅の固定電話(IP電話を除く)を指定しておくと、ガラケーから自宅への通話料が10%安くなります。ただしスマホは対象外なので注意が必要です。
iモードメールが無料になる
「iモード」はドコモのガラケー向けメールのことです。家族間であれば、iモードメールが無料で使えます。スマホspモードのため対象外ですが、定額プランを組んでいれば基本的に追加料金がかからずメールの送受信ができます。ただし使いすぎると制限がかかり、料金が発生することもあるので気をつけましょう。
支払いの請求が別々にできる
家族が別々に暮らしている場合、ファミリー割引に申し込んだら支払いが面倒になるのではと不安に思う方もいらっしゃいますよね。でも安心してください。ファミリー割引なら、請求書の送付先や支払い口座を個別に設定できます。両親や子どもと離れて暮らしていても問題ありません。
ドコモファミリー割引の利用条件
ドコモのファミリー割引に申し込むと、通信データ量などが分け合える「シェアパック」に加入できるなど、さまざまな利点があります。しかしファミリー割引は誰でも加入できるわけではありません。ここでは、ドコモのファミリー割引に申し込むときの利用条件について解説します。
最低2人以上の契約が必要
ファミリー割引は、基本的に1人で申し込むことはできません。最低でも2人以上の契約が必要です。
加入可能な家族は3親等まで
ファミリー割引は、家族の代表となる主回線の契約者及び配偶者から3親等以内の人が対象です。
- 1親等……自分もしくは配偶者の父母と子どもまで
- 2親等……自分もしくは配偶者の祖父母もしくは孫、孫の配偶者、自分もしくは配偶者の兄弟まで
- 3親等……自分もしくは配偶者の伯父・伯母・叔父・叔母とその配偶者、自分もしくは配偶者の甥・姪もしくはその配偶者、自分のひ孫とその配偶者
3親等以外の場合、ファミリー割引は適用されません。ファミリー割引に申し込むときは誰が対象になるのかを、しっかり確認しておきましょう。
ファミリー1グループにつき最大20回線まで
ファミリー割引はグループに含む回線の数に制限があり、1家族につき最大20回線までの適用が可能です。家族構成だけでなく、回線数にも注意してください。
ファミリー割引の手続きをするときは、まず代表回線を決めます。また「ファミリー割引」のグループを構成する契約者全員の同意を確認したうえで、代表回線の契約者本人が申込みます。代表回線の方と異なる名字なおかつ異なる住所の方は、代表回線からの同意書または代表回線への電話による同意確認が必要です。あらかじめドコモショップなどで手続について説明を聞いておくと安心です。
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ガラケーならファミ割MAX50で基本使用料が50%OFFになる
ファミリー割引だけでなく、「ファミ割MAX50」もあわせて確認しておきましょう。「ファミ割MAX50」とは、2年間の継続契約にすることで、月々の基本使用料が50%オフになる割引サービスです。1回線ごとに申し込みが必要ですが、申し込み当日から基本使用料が半額になります。できるだけ料金を安く抑えたい人にはうってつけのサービスと言えるでしょう。対象はFOMAのみで、2年単位で同じ回線を使い続けることが条件になっています。
ファミ割MAX50を適用したあとの価格比較
ファミ割MAX50が適用されると、月額基本料はどれだけ変わるのでしょうか。ここでは、ベーシックプランとバリュータイプの月額使用料を表で比ベてみます。
ベーシックタイプ
従来の月額料金 | 「ファミ割MAX50」適用後の月額料金 | |
タイプシンプル | 3,391円(税込) | 1,697円(税込) |
タイプリミット | 4,620円(税込) | 2,310円(税込) |
タイプSS | 3,960円(税込) | 1,980円(税込) |
タイプS | 5,060円(税込) | 2,530円(税込) |
タイプM | 7,260円(税込) | 3,630円(税込) |
タイプL | 10,560円(税込) | 5,280円(税込) |
タイプLL | 16,060円(税込) | 8,030円(税込) |
バリュープラン
従来の月額料金 | 「ファミ割MAX50」適用後の月額料金 | |
タイプシンプル バリュー | 1,631円(税込) | 780円(税込) |
タイプリミット バリュー | 2,860円(税込) | 1,430円(税込) |
タイプSS バリュー | 2,050円(税込) | 1,027円(税込) |
タイプS バリュー | 3,300円(税込) | 1,650円(税込) |
タイプM バリュー | 5,500円(税込) | 2,750円(税込) |
タイプL バリュー | 8,800円(税込) | 4,400円(税込) |
タイプLL バリュー | 14,300円(税込) | 7,150円(税込) |
ファミリー割引のお得ポイントもそのまま継承
ファミ割MAX50は、
- iモードメールが無料
- 3親等まで離れた家族でも申し込み可能
- 請求書の送付が別々になっても大丈夫
といったファミリー割引のお得なサービスがそのまま引き継がれます。
申し込み対象や解約金に注意
ファミ割MAX50の申し込みには条件が2つあります。1つはFOMA料金プランで契約をしていることです。FOMAプラン以外では受け付けてもらえません。また、あらかじめファミリー割引に加入していないと申し込めないので、ファミリー割引に加入してから申し込むようにしてください。
ファミ割MAX50の契約を満了した月とその翌月、翌々月以外にファミ割MAX50を解約すると、回線を継続利用するかどうかに関わらず10,450円(税込)の解約金が必要です。できるだけお得に使いたい人は、ファミ割MAX50に加入したら2年間は継続するようにしましょう。ちなみに解約を申し出なければ、自動更新となるので注意してください。
家でWi-Fiを利用するならドコモ光だとさらにお得
もっとお得にドコモを使いたいなら、お家のインターネット回線をドコモ光にすることをおすすめします。自宅でドコモ光を使うことで「ドコモ光パック」が適用されて、通信費が抑えられます。またスマホで契約するとき、より安いプランにすることも可能です。ちなみにドコモ光パックの割引額は、コースによって異なります。
ドコモ光パックを適用したときの割引額一覧
マンション | 戸建て | |
シェアパック5 | 880円(税込) | 880円(税込) |
シェアパック10 | 1,320円(税込) | 1,320円(税込) |
シェアパック15 | 1,980円(税込) | 1,980円(税込) |
ウルトラシェアパック30 | 2,200円(税込) | 2,200円(税込) |
ウルトラシェアパック50 | 2,750円(税込) | 2,750円(税込) |
ウルトラシェアパック100 | 3,520円(税込) | 3,300円(税込) |
基本的に戸建てタイプもマンションタイプも割引額は同じですが、「ウルトラシェアパック100」のみ異なります。
ドコモのファミ割を活用して、よりお得にドコモを使いこなそう!
ドコモのファミリー割引の概要や利用条件、さらにはファミ割MAX50の概要について解説しました。ドコモのファミリー割引は手続きにお金がかからないので、この機会に加入することをおすすめします。
またファミリー割引とあわせて、ドコモ光の加入も検討しましょう。ドコモ光を使うことで「ドコモ光パック」が適用され、通信費が抑えられます。家族みんなでドコモを存分に使いこなしてくださいね。