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ドコモ光を移転する場合の注意点
ここからは、現在契約中のドコモ光を移転する際に注意しておきたいポイントをご紹介します。
【ドコモ光は移転先でも使えるか?】
ドコモ光を移転するには、移転先のオフィスでドコモ光とプロバイダがそのまま使えるかどうか、確認が必要です。ドコモのインフォメーションセンターに連絡して、提供エリアの確認をしましょう。
ドコモ光の提供エリアであれば、利用中の基本サービスやオプションサービスを移転先に引き継ぐことができます。提供エリアから外れている場合は、その地域で使える他社の回線に乗り換えなければなりません。
移転後のドコモ光の料金は、建物の環境や選択するプランによって変わります。建物に戸建タイプが適用される場合は月額5,720円(税込)から、マンションタイプの場合は月額4,400円(税込)からとなっています。
【固定電話の番号は変わらないか?】
オフィスでは固定電話を使っている方も多いことでしょう。固定電話の番号は地域ごとに市外局番が決まっているため、オフィスの移転先がその境界をまたぐと変更が発生します。同じ市外局番のエリアでドコモ光を継続する場合は電話番号を引き継げることが多いですが、例外もあり得るので事前に確認を済ませておくといいでしょう。
なお、ドコモ光の提供エリア外に移転する場合は、ドコモ光の解約と同時に番号が消えてしまうケースも考えられます。事前に手配をすれば番号を継続して使える場合があるため、移転の前に固定電話の契約状況を確認しておきしましょう。
【ドコモ光を使えない期間は出ないか?】
ドコモ光を移転先でも継続して使うためには、移転先の開通工事が必要です。移転日の直前に申し込みをすると、希望の日程で工事の予約が取れない可能性もあります。特に1~4月は引越しシーズンで回線工事が混み合う時期です。ネットを使えない期間が出ないよう、移転が決まったら早めに連絡しておきましょう。
また「ドコモ光お申し込みサイト」では、回線を使えない期間が発生しないように、モバイルルーターの貸し出しを行っています。詳しくは「ドコモ光お申し込みサイト」をご確認ください。
【必要な費用・書類 】
移転に必要な費用は、手数料2,200円(税込)と移転工事費です。移転工事費は工事の内容によって金額が異なります。代表的な工事の場合、戸建タイプが9,900円(税込)、マンションタイプが8,250円(税込)です。
移転手続きの際には、ドコモの携帯電話についても契約内容の確認があるため、契約中のドコモの携帯電話番号とネットワーク暗証番号(ドコモスマホやドコモ光の契約時に決めた4桁の番号)を準備しておきましょう。原則として本人確認書類は不要です。ドコモの携帯電話の契約がない場合は、契約ID(お客様ID)等により本人確認をしてもらいます。
オフィスの移転では他にどんな手続きが必要?
移転先はその目的によっても選定基準が変わってきます。事前に必要な広さや立地といった条件を決めてから物件を探しましょう。またオフィス物件を退去する際は退去予定の6ヵ月前に申し出るのが一般的ですが、期間満了まで解約できないケースも見受けられます。原状回復の上で明け渡す必要もあるため、あらかじめ現在のオフィスの契約内容も確認しておきましょう。
庶務関係の手続きはいろいろある
移転先が決まったら、内装やオフィス家具のレイアウトを考えたり、内装工事の期間や費用を確認したり、引っ越しの見積もりをとったり、何かと準備が必要です。コピー機やプリンターなど、リースしている設備がある場合は、リース会社への連絡も忘れないようにしましょう。取引先や顧客への移転案内や、名刺やホームページに記載している住所の変更も必要です。
移転した場合、インターネットはどうなる?
今やビジネスになくてはならないものとなったインターネットも、移転先ですぐに使えるようにするためには準備が大切です。インターネットや電話の回線は、移転先の設備状況によって左右されるため、そのまま移転するのが難しいケースがあります。また現在の契約をそのまま移転できたとしても工事が必要になったり、電話番号が変更になったりする可能性もあります。まずは移転先に引き継ぐことが可能かどうかを確認しましょう。
なお、ここ数年でインターネットサービスも多様化しており、社員向けの携帯電話とセットで契約することで、ランニングコストを抑えられる法人向けのプランもあります。この機会に契約の見直しをしてみるのも良いかもしれません。
まとめ
オフィスとドコモ光の移転手続きに関してご紹介しました。ドコモ光を移転するには工事が必要で、開通までに時間がかかる事があります。ドコモ光を使えない期間が出ないように、オフィスの移転手続きと並行してネットの手配も進めましょう。