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フレッツ・光プレミアムとは?
フレッツ光プレミアムは、NTT西日本が提供する光回線サービスの1つです。フレッツ光プレミアムは現在主流となっているフレッツ光ネクストよりも古いサービスで、既に新規受け付けを終了しています。またサービスの提供も2019年1月31日をもって終了します。そのため、現在「フレッツ光プレミアム」を使用している人は、フレッツ光ネクストなどの別の回線サービスへ移行しなければ、インターネットが使えなくなってしまいます。
サービスの提供が終了する前にしなければならないこと
では「フレッツ光プレミアム」が終了後もインターネットを使っていくうえで、どういった対処が必要となるのでしょうか。主な方法は大きく分けて、2つあります。
①フレッツ光ネクストへの切り替え
まず一つ目は、フレッツ光ネクストへのサービス変更です。NTTからのお知らせでも紹介されているように、フレッツ光プレミアムの終了に伴って、フレッツ光ネクストへの切り替えを推奨しています。光ネクストへの切り替えは、NTTの公式ホームページや電話窓口(0120-116116)で受け付けています。
窓口に申込むと、約1~2週間でNTT局舎で切り替え工事が行われます。場合によっては自宅で工事を行うことがあり、この場合は契約者の立ち合いが必要です。なお工事をするまでに、ONU(光回線終端装置)と呼ばれる機械が届くので、光プレミアムで使っている機械との交換が発生します。
②光コラボへの乗り換え
もう1つは、光プレミアム終了のタイミングで、光コラボレーションサービスに切り替えることです。フレッツ光プレミアムの提供が終了するにあたり、フレッツ光ネクストへのサービス変更が必要になってくるので、そのタイミングで光コラボへ乗り換えれば、料金もまとめられておトクなセット割引などと組み合わせることができます。
光コラボとは、あらゆる事業者がNTTに代わってフレッツ光ネクストの回線を提供するサービスです。フレッツ光の速度・品質はそのままに、各事業者が独自のプランやサービスなどをプラスしています。中には携帯電話やスマートフォンとセットで割引が受けられるものもあります。
またNTTの光回線契約と違い、事業者が回線とプロバイダの両方をサポートしているため、請求元や問い合わせ先なども1つの会社で済むので、面倒なこともありません。今お持ちの携帯やスマホキャリアによっては、かなりお得に利用できる光コラボへの転用を考えてみるのも1つの方法です。
ドコモのスマホを持っていたら、ドコモ光がおすすめ
たとえば今利用している携帯やスマホがドコモの方は、「ドコモ光」を契約する方がおトクになります。なぜならインターネット回線が安くなるだけでなく、ドコモの携帯・スマホの料金がずっと割引になる「セット割」が適用され、現在利用中の携帯やスマホ・インターネット・プロバイダの料金を一括にできるからです。さらにトラブル時もドコモへ問い合わせをするだけでいいので、利用者側の負担も減ります。
例えば「ドコモ光戸建」の場合、「セット割」で毎月110円(税込)~3,520円(税込)の割引が適用になるうえ、利用年数やdポイント獲得数に応じて料金割引もしくはdポイントが進呈される「ずっとドコモ割プラス」も適用されます。
ドコモ光の特長
ドコモ光パックは、ずっと割引額が変わらない
ドコモ光のスマホとのセット割である「ドコモ光パック」は、インターネット料金、プロバイダ料金、スマホ料金をひとつにまとめたセット割引サービスです。ドコモの携帯やスマホを持っている方の多くが、この「ドコモ光パック」でおトクに利用しています。ただし「ドコモ光パック」を適用するには、各シェアパックやデータパックへの加入が必須となっています。
もし家族3人以上でドコモのスマホを利用している場合なら、シェアパックと「ドコモ光パック」の活用で、他の回線よりも安い料金でインターネットが使える可能性があります。さらに「ずっとドコモ割」も適応されるので、長く使い続けるほど、割引額が大きくなります。
種類の豊富なプロバイダ
インターネットを利用する上で「プロバイダ」は欠かせません。光回線を契約し、プロバイダから付与されたIDとパスワードで接続することによって、はじめてインターネットが可能になります。
他社の光コラボレーションサービスでは、対応するプロバイダが限られていることが多いですが、ドコモ光ならフレッツ光に対応しているプロバイダをそのまま継続することができます。そのためフレッツ光からドコモ光へ切り替えても、違約金などがかからないケースも多いのです。プロバイダを継続して使えることで、ドコモ光に乗り換えた後に、パソコン等の設定変更やメールアドレスの変更が必要なく、利用者側の負担が少なく済みます。
ドコモ光への乗り換え費用、乗り換えキャンペーン
ではドコモ光へ乗り換えるには、どのぐらいの費用がかかるのでしょうか。ここでは公式による乗り換えキャンペーンについてご紹介します。
<費用>
フレッツ光からドコモ光への切り替えは、同じ回線を使うため、基本的に解約金や工事費は発生しません。さらに現在契約中のプロバイダがドコモ光で使える場合、それを継続利用するのであれば、プロバイダ解約金なども発生しません。
ただし以下のような条件に該当する場合は、別途、工事費が発生することがあります。
- 「Bフレッツ」「フレッツ光プレミアム」「フレッツ光ライト」からの転用。
- 「無線LANルーター」「光電話対応無線LANルーター」を新規でレンタルする、または止める場合。
- 転用と同時に速度・プランの変更や、オプションサービスを申し込む場合。
<転用キャンペーン>
ドコモ光の公式サイトでは、フレッツ光からの転用で「dポイント5,000pt(期間・用途限定)」がプレゼントされるキャンペーンを行っています。キャンペーンでもらえるdポイントは、ドコモ光を利用開始した月の翌々月に進呈されます。ポイントの有効期限は、進呈月を含む6ヶ月以内となっていますので、忘れないうちに利用しましょう。
まとめ
「ドコモ光」は、光コラボの中でも高いシェアを誇り、対象となる携帯やスマホとのセット利用で割引を受けることができます。また時期によって内容は変わりますが、新規工事費無料やポイントプレゼント、キャッシュバックなどのキャンペーンも充実しています。長年、携帯電話の事業者として多くの支持を得ている「ドコモ」が提供していることも、安心して利用できるポイントの一つではないでしょうか。