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ドコモが5Gギガホプレミア・ギガホプレミアを発表
NTTドコモは既存プランである「5Gギガホ」と「ギガホ」に関して、料金値下げに対応したプランとして「5Gギガホプレミア」と「ギガホプレミア」をそれぞれ発表しました。
12月3日には、新料金プランとして「ahamo」が発表されたばかりですが、既存プラの値下げについても他社に先行して発表したかたちとなりました。それぞれのプランの詳細について確認していきましょう。
5Gギガホプレミアとは
5Gギガホプレミアとは、現行の「5Gギガホ」の値下げ料金プランに該当します。従来のプランよりも月1,100円(税込)安く設定されていながら、利用できる通信量が無制限へと拡大しました。
料金イメージ
5Gギガホプレミアの料金は月額7,315円(税込)としています。ここから各種割引が適用されるかたちになるわけですが、みんなドコモ割(3回線以上の場合)とドコモ光セット割を適用した場合、月額5,115円(税込)で利用できます。
後述しますが、仮に通信量が少なかった場合にはさらに大きな割引画適用されることになるので通信量が少ない月も安心でしょう。
利用可能通信量
従来の5Gギガホでは「60GB」を上限として設定していましたが、これを無制限に拡大しています。毎月通信量を不安なく使えるのは安心です。
通信量が少ない月は割引
また月間で3GB未満の使用量だった場合には自動的に1,650円(税込)の割引が適用されることになっています。その場合は月額5,665円(税込)で利用でき、上記と同様の割引2種類を適用すると3,465円(税込)で利用することも可能になります。
ギガホプレミアとは
ギガホプレミアは従来のギガホよりも月660円(税込)安く設定されたプランです。5Gギガホプレミアと同様に、プランのサービス内容としてもこれまで以上に充実したものとなっています。
料金イメージ
ギガホプレミアの料金は月額7,205円(税込)としています。この料金がベースとなって、各種割引の対象の場合はそれぞれ適用されていく流れになります。みんなドコモ割(3回線以上の場合)とドコモ光セット割を適用した場合には月額5,005円(税込)で利用できるでしょう。
また5Gギガホプレミアと同様に、使用通信量が少ない場合は月1,650円(税込)の割引が自動的に適用されることになります。
※定期契約(2年間)の場合は月額7,018円(税込)となり、更新月以外の解約は1,100円(税込)の解約金を設定しています。
利用可能通信量
ギガホプレミアで使用できる通信量は60GBとしています。これは従来のギガホが30GBだったことを踏まえると2倍の通信量を使用できるようになりました。
容量を超過した場合には送信時最大1Mbpsの速度となります。
通信量が少ない場合は割引
また、5Gギガホプレミア同様に、通信量が少ない月に関しては自動的に月1,650円(税込)の割引を適用されることになります。
目安となる通信量は3GBとして、3GB以内の場合には1,650円(税込)割引になるため定期契約なしの場合には月額5,555円(税込)、定期契約ありの場合には5,368円(税込)で利用できるようになっています。
Wi-Fi接続が中心となった場合にも、この割引が適用されるのは嬉しいですね。
ギガホプレミアはいつから使えるの?
5Gギガホプレミアとギガホプレミアはどちらも2021年4月1日より開始する料金planとなっています。発表からサービス提供開始まで少し間が空きますので、提供開始を楽しみに待ちましょう。
ギガホとギガホプレミアの違い
ここで、従来のギガホと新しいギガホプレミアの違いを以下で整理して確認していきましょう。
料金はどれくらい安くなる?
わかりやすい変化としては料金の違いでしょう。毎月660円(税込)もしくは1,100円(税込)の割引が適用されるため、これまでスマホ代が高いと感じている場合も節約に繋がるのではないでしょうか。
使用通信量が拡大
もうひとつの大きな違いとして、通信量が拡大している点です。5Gギガホでは60GBから無制限に、ギガホでは30GBから60GBへと使用できる通信量が拡大しています。
料金を下げて使えるうえに、使用できる通信量が増えることで、これまで以上に大容量通信として動画視聴や音楽視聴、ゲームなどにも安心してお使いいただけるでしょう。
通信量が少ない月は自動割引
また使用通信量が極端に少ない場合も、自動的に大幅な割引が適用されるのもポイントでしょう。もともと大容量プランとして展開している料金プランであるため、通信量が極端に少ないということはあまりないかもしれません。
しかし新型コロナウィルスの影響でテレワークや外出控えをしている場合は、Wi-Fi接続が中心となる方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
プランをいちいち変更するのも手間がかかりますし、仮に変更した場合でも使用できる通信容量が必要になる場合もあるかもしれません。そんな場合にも、このプランは使い勝手が良いと言えるのではないでしょうか。
月額2,970円(税込)のahamoにも注目
NTTドコモでは、既存料金プランの値下げに先行して格安の料金プランahamoを発表しています。このahamoで注目を集めているドコモが、さらに既存料金プランの料金値下げに動いたことで、KDDIやSoftbankに1歩リードしたかたちと言えるかもしれません。
今後KDDIやSoftbankでも既存料金プランに関してなんらかの動きがあると見込まれているので、その動向にも注目していきましょう。
》ドコモのahamoを解説!いつから使える?料金も徹底解説
》ドコモが既存料金プランの値下げを発表?月1,100円(税込)安くなるって本当?
まとめ
今回はドコモが発表した「5Gギガホプレミア」、「ギガホプレミア」を解説しました。それぞれ既存プランよりも料金が下がるのに対して、通信量が拡大、使用通信量が少ない月はさらに割引など、これまで以上にお得で使いやすいプランとなります。
2021年4月1日より提供開始となるので、ぜひチェックしてみてください。