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ドコモのパケットプラン
ドコモのパケットプランは、ガラケー向けの「ケータイ」のほかに「家族向け」と「単身向け」の3種類が用意されています。スマホを利用する人は「家族向け」と「単身向け」のどちらかを選択することになります。
従来は家族でシェアするギガ数の上限をあらかじめ決めておく「シェアパック5/10/15」と大容量の「ウルトラシェアパック」、単身向けには「データS/Mパック」とほぼ制限なしで使える「ウルトラLパック」がありました。
2018年5月からは「シェアパック5/10/15」と「データS/Mパック」がなくなり、家族向けの「ベーシックシェアパック」と単身向けの「ベーシックパック」が新登場しています。新プランでも「ずっとドコモ割りプラス」の割引は適用されます。
家族向けのパケットプラン
ドコモは家族みんなでパケットを分け合えるパケットプランを用意しています。ドコモが定める3親等以内の家族、もしくは地方自治体等が発行する“同性とのパートナーシップを証明する書類”があればシェアパックを申し込めます。
家族で複数のスマホを契約する場合、代表回線の人がシェアパックを契約し、子回線に該当する人がシェアオプションに加入すると、ひとつのグループが作られます。その「シェアグループ」の中で、シェアパックのパケットが共有できるのです。シェアパックなら誰かが余らせたパケットを別の家族が使えるので、パケットを追加購入する必要がなくなります。
新しい「ベーシックシェアパック」
「ベーシックシェアパック」は2018年5月25日からスタートした新パックです。「シェアパック5/10/15」に代わるプランとして登場しました。毎月使ったデータ量に応じて段階的に料金が上がっていき、30GBを超えると通信制限がかかるようになっています。
例えば家族みんなで15GBを使った月は13,200円(税込)、10GBしか使わなかった月は9,900円(税込)というように、使ったデータ量によって定められた料金を支払います。「ベーシックシェアパック」は各ステップの容量が多めに設定されているのが特徴です。ただし翌月にパケットを繰り越すことはできません。
なお家族みんなで毎月30GB以上のデータを使う場合には、定額制の「ウルトラシェアパック」を契約すると良いでしょう。最大100GBまで、お好みのプランを選べます。
利用料金について
<ベーシックシェアパック>
データ量 | 月額利用料金 | ずっとドコモ割プラス (プラチナステージの場合) |
0〜1GB(ステップ1) | 7,150円(税込) | ▲990円(税込) |
1〜3GB(ステップ2) | 9,900円(税込) | ▲1,10円(税込) |
3〜5GB(ステップ3) | 13,200円(税込) | ▲1,320円(税込) |
5〜20GB(ステップ4) | 16,500円(税込) | ▲1,320円(税込) |
オプション利用で家族みんながハッピーに
ベーシックシェアパックには、1ヶ月に利用できるデータ通信量の上限を回線ごとに設定できる「データ量上限設定オプション」があります。シェアパック全体のパケット容量が残っていたとしても、上限を超えた回線では速度制限がかかります。毎月たくさんデータを消費する回線に制限をかけておけば、ほかの家族が速度制限で困ることはありません。
こんな人におすすめ
ベーシックシェアパックは複数のドコモ回線を契約している家族におすすめです。家族でパケットを分け合えるので、個別契約に比べると無駄がありません。「カケホーダイプラン」や「シンプルプラン」など、さまざまな通話プランと組み合わせられるのもメリットです。
単身向けのパケットプラン
単身世帯のようにドコモの契約は1回線で十分な人にも、お得なパケットプランが登場しています。2018年5月25日からスタートした「ベーシックパック」は「データS/Mパック」の後継プランです。
新しい「ベーシックプラン」
ベーシックプランも使ったデータ量に応じて料金が変動するシステムです。20GBを越えなければ通信制限がかかりません。各ステップが切り替わりそうなタイミングでデータ量を知らせてくれるドコモならではのサービスも魅力です。
使ったデータ量が少なければ自動的に料金も安くなります。月によってデータ使用量が変動する人にとって、使った分だけ払えばいいプランは嬉しいですよね。
利用料金について
<ベーシックパック>
データ量 | 月額利用料金 | ずっとドコモ割プラス (プラチナステージの場合) |
0〜1GB(ステップ1) | 3,190円(税込) | ▲220円(税込) |
1〜3GB(ステップ2) | 4,400円(税込) | ▲660円(税込) |
3〜5GB(ステップ3) | 5,500円(税込) | ▲880円(税込) |
5〜20GB(ステップ4) | 7,700円(税込) | ▲880円(税込) |
こんな人におすすめ
1人で1回線を使っている人、もしくはパケットを多く利用する人にはベーシックパックがおすすめです。1人でスマホとタブレットの2台を使っている場合は「2台目プラス」というシェアオプションに加入すると、パケットを分け合えます。「カケホーダイプラン」「カケホーダイライトプラン」などの通話プランと組み合わせて使えるのもポイントです。
ドコモの新パックにするメリット
「ベーシックシェアパック」「ベーシックパック」といった新パックには、メリットが数多く存在しています。ここでは、新パックを使うメリットをご紹介します。
複雑なプランを吟味する必要がない
これまではのプランは定額制だったため、実際に使うデータ量以上の料金を払わなければならなかったり、通信制限がかかって不便を強いられたりすることが多くありました。新たに登場したプランは使ったデータ量に応じて料金が変わるので、お財布に優しい上に速度制限の心配が減ります。
データ使用料の変動が多い人ほどお得になる
データ量をたくさん使う月もあれば、あまり使わない月もあるかもしれません。新パックでは、使ったら使っただけ利用料金が増える「従量制」なので、毎月のデータ量が大きく変動する人には魅力的だと思います。
従来の「データMパック」では、1GB使っても4GB使っても料金は5,500円(税込)でした。ベーシックパックなら、1GBしか使わなかった月の支払いはわずか3,190円(税込)で済みます。
お得な通話プランと組み合わせが可能
これまで単身向けの「データS/Mパック」を契約する場合、通話は「シンプルプラン」を選ぶことができませんでした。でもベーシックパックなら「シンプルプラン」も組み合わせることができます。
例えば「データSパック+カケホーダイライト」を契約していて毎月のデータ使用量が1GBだった人が「ベーシックプラン+シンプルプラン」に変更すると、データ料が660円(税込)、通話料が792円(税込)、合計で毎月1,452円(税込)もお得になるのです。
家族向けの「ベーシックシェアパック」も「シンプルプラン」と一緒に使えます。この機会に料金プランを見直してみるといいかもしれません。
ドコモ光とのセット割にも対応
お家でインターネットを使うなら、ドコモ光と組み合わせてセット割を適用するのもおすすめです。「ベーシックパック」や「ベーシックシェアパック」は、ドコモ光のセット割に対応しています。ただし新パックのそれぞれの段階に応じて、値引きされる金額が変わるので注意してくださいね。
<ベーシックパック>
使用したデータ量 | ドコモ光セット割 |
0〜1GB(ステップ1) | ▲110円(税込) |
1〜3GB(ステップ2) | ▲220円(税込) |
3〜5GB(ステップ3) | ▲880円(税込) |
5〜20GB(ステップ4) | ▲880円(税込) |
<ベーシックシェアパック>
使用したデータ量 | ドコモ光セット割 |
0〜1GB(ステップ1) | ▲880円(税込) |
1〜3GB(ステップ2) | ▲1,320円(税込) |
3〜5GB(ステップ3) | ▲1,980円(税込) |
5〜20GB(ステップ4) | ▲1,980円(税込) |
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まとめ:ドコモの新パックを使いこなしてよりお得に
今回はドコモの新しいパケットプラン「ベーシックシェアパック」と「ベーシックシェアパック」についてご紹介しました。使ったデータ量によって料金が変動する従量制で、今までよりも速度制限のリスクが減る新プランですが、余ったデータを翌月に繰り越すことができない点には注意してください。
ちなみにドコモのスマホをお得に使うなら、ドコモ光と組み合わせがおすすめです。ドコモ光はデータ量の上限を気にせず動画やゲームを楽しめるので、その分、外出先ではデータ容量を気にせずスマホを使うことができます。
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