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ドコモクラウドとは
ドコモクラウドとは、「dフォト」「ドコモメール」「データ保管BOX」「ドコモ電話帳」「スケジュール&メモ」という計5種類のクラウドサービスを総称したものです。
ドコモクラウドはスマホ本体ではなく、インターネット上のドコモのサーバーにデータを保管しています。そのため、もしもスマホが何らかの理由で壊れたとしても、データをすぐに復旧できます。ちなみにドコモの対応機種同士であれば、機種変更したときのデータ移行もスムーズに行えます。
特にアクセス面が抜群で、ドコモのdアカウントがあれば契約している端末でなくてもアクセスできます。スマホで撮影した写真をほかの端末で見ることはもちろん、スマホに書いたスケジュールをパソコンで確認できるのもドコモクラウドならではです。
いつでも基本的にどの端末でも、ドコモクラウドへアクセス可能になっているため、大切な情報を便利に引き出せて、保存もできるようになっている便利なクラウドサービスということです。
ドコモクラウドの各種サービスについて
ドコモクラウドには、「dフォト」「ドコモメール」「データ保管BOX」「ドコモ電話帳」「スケジュール&メモ」の5種類が存在しています。これらの5つのサービスにはどのようなサービスや機能が使えるようになっているのでしょうか。ひとつひとつチェックしていきましょう!
ドコモクラウドで使えるサービス①dフォト
スマホで撮影した写真をドコモクラウドを使って保存したり、フォトブックとして楽しんだりできるサービスです。dフォトを使うときは、アプリをダウンロードして利用します。dフォトは、大きく分けて「プリントサービス機能」「写真お預かり機能」の2つの機能が存在しています。
プリントサービス機能
スマホで撮影した写真を使用して、毎月1冊のフォトブック、さらにはL判プリント30枚を届けてくれるサービスです。利用するシーンによってフォトブックにするかL判プリントにするか選択できます。写真選びから編集まで、スマホでできてしまう手軽さもdフォトならではの魅力です。
料金は月額308円(税込)で、ハードカバータイプのフォトブックであれば1冊3,190円(税込)で作成できます。初回申し込みすると、31日間は月額使用料が無料になるのも嬉しい点です。注文しなかったフォトブックは、最大4冊まで翌月以降に繰り越しできます。注文しなかったからといって無駄になることもありません。
こちらは特に子育て中のママにも人気のサービスとして、注目されています。お子さまとの思い出や写真をモノとしても残せるようになっているのです。
写真お預かり機能
写真お預かり機能は、スマホで撮影した写真をバックアップしてくれるサービスです。もし何らかの理由でスマホが壊れたとしても、写真お預かり機能を使っていれば、サーバー上にバックアップされるので安心です。スマホだけでなく、タブレットやパソコンから見られるのも便利。写真をアップロードしておけば、いつでもどこでも好きな端末から見られます。写真お預かり機能は月額使用料が無料で、申し込みも必要ありません。
ドコモクラウドで使えるサービス②ドコモメール
写真だけでなく、メールが使えるのもドコモクラウドならではの魅力だといえます。ドコモのメールアドレスが利用でき、迷惑メール対策も煩わしい設定なしに利用できます。ドコモメールがあることで、スマホの機種変更の際のデータ移行や携帯を紛失したときのデータの復旧もすぐに行えます。
ドコモメールは、スマホだけでなくタブレットやパソコンから利用できるのもポイントです。ドコモメールがあれば、デバイスにとらわれずメールの送信や閲覧ができます。ちなみにauやSoftBankといった他社の携帯電話でもドコモメールは利用可能です。ただしドコモメールを使用するときには、必ずドコモのdアカウントが必要です。
ドコモクラウドで使えるサービス③データ保管BOX
データ保管BOXも申し込み不要で利用できるサービスです。写真や音楽ファイル、さらにはPDFやワード・エクセルといったOffice系のファイルなど、さまざまな形式のファイルが保存できます。ウイルススキャン機能もついており、ウイルス対策も行えます。データ保管BOXにアップロードされたデータをスキャンして、万が一ウイルスが発見されたときはダウンロードもしくは共有を制限してくれるので安心です。
クラウドに保存するので、スマホやタブレット、パソコンなどからアクセスできるのもデータ保管BOXならでは。容量は5GBまで無料で保管できます。「クラウド容量オプション」に申し込みをすれば、最大55GBまで保管可能です。
データ保管BOXに保存したファイルは家族や友人に共有が可能です。データ保管BOXを利用することで、大容量のファイルでもスムーズに共有できます。
ただし、データ保管BOXと連携しているアプリに関して、以下のアプリは2019年3月31日で連携が終わってしまうので注意してください。
- トイビデオ
- お絵かき広場 Spline
- CamiApp(キャミアップ)
- ボイスメモ(スケジュールSt.)
- JSバックアップ
これらのアプリを使っている人は、2019年3月31日までにアプリデータのバックアップをとっておくことをおすすめします。
ドコモクラウドで使えるサービス④ドコモ電話帳
ドコモ電話帳アプリをダウンロードすれば、ドコモの携帯に登録した連絡先やマイプロフィールなどがサーバーにアップロードでき、連絡先の管理もできます。ドコモの対応機種同士であれば、機種変更するときに電話帳のデータ移行が非常に簡単で便利です。ドコモ電話帳には、ほかにもさまざまな機能がついています。
ドコモ電話帳(ブラウザバージョン)
ドコモクラウドに電話帳データのバックアップをとっておけば、スマホだけでなくパソコンからでも閲覧・編集ができます。万が一スマホが使えなくなっても、電話帳のデータがしっかり残っているので安心です。ちなみにドコモ電話帳を利用するときは、dアカウントが必要です。
マルチデバイス機能
複数の端末から電話帳を閲覧・編集できるのもドコモ電話帳ならでは。端末上のdアカウント設定を同じにすることで、複数のデバイスで電話帳にアクセスできます。
クラウドデータ復旧機能
クラウドデータ復旧機能をオンにしておけば、もしも電話帳データを消してしまっても、以前の状態に復旧できるので安心です。さらに月1回のバックアップはもちろん、手動でのバックアップも可能で、状況に応じて手動に切り替えられます。
電話帳のデータを復旧するときは、お手持ちの携帯談話をクラウドに同期させます。その後、データ保管BOXの中にある電話帳のデータを利用してクラウドに復旧します。最後に、復旧したクラウドの電話帳データと携帯端末のデータが自動的に同期されることで、電話帳が復旧される仕組みになっています。
マイプロフィール一斉送信機能
ドコモのメールアドレスを変更したときに、変更した内容を一括でお知らせしてくれる機能です。電話帳に登録されているメールアドレスに送ります。auやSoftBankの携帯電話を使っている人にも送信可能です。
なお、ドコモの電話帳を使うときは、「電話帳」「電話帳サービス」の2つのアプリをダウンロードする必要があります。電話帳のデータをiPhoneに移行する場合は、基本的に自分でしなければなりません。iPhoneに機種変更を考えている人はあらかじめ頭に入れておいてください。
ドコモクラウドで使えるサービス⑤スケジュール&メモ
作成したメモやスケジュールをクラウドに同期することもできます。作成したスケジュールを同期したあと「スケジュール&メモ ブラウザ版」にアクセスすれば、パソコンやタブレットを使って情報を確認したり編集したりできます。大切な予定を、いつでもどこでも確認できるのは大きな魅力です。
ちなみに「スケジュール&メモ ブラウザ版」の場合、「電話帳に登録された誕生日の表示」「添付画像の編集や削除」「シールの編集や削除」ができないので、注意しておきましょう。
ドコモクラウドはこんなときに便利
ドコモクラウドは、5つのサービスを利用できるクラウド上のデータ保存サービスということがわかりました。
スマホの機種変更や端末紛失による端末交換、乗り換えなど、これまではパソコン上でそれぞれ保存していた方もいらっしゃるでしょう。
しかしドコモクラウドがあれば一括で5つのサービスを利用できるようになっているため、データ保存も、データ移行もわかりやすくスムーズに行えるはず。
これまでデータの管理に苦労していた方でも、安心して行うことができるでしょう。
ドコモクラウドを利用してより便利な毎日を送ろう
ドコモクラウドにはサービスがさまざま存在しています。スマホはもちろん、タブレットやパソコンで閲覧したり編集したりできるサービスも多いので、ぜひその便利さを味わってみてください。
ちなみにドコモクラウドの容量が増加するような場合、ドコモ光だとさくさく便利に利用できるのでおすすめです。ドコモ光お申込みサイトから申し込めば、キャッシュバックなどのさまざまな特典が受け取れます。ぜひこの機会に、ドコモ光への加入もあわせて検討してみてくださいね。