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ドコモ光とは
「ドコモ光」は、NTTのフレッツ光回線を利用した光コラボレーションサービスです。ドコモの携帯やスマホを利用している方なら、インターネット回線とまとめて利用することができます。契約が1つにまとまると支払いなどが簡単な上に、セット割で月々の料金もおトクになります。
「ドコモ光」というと個人向けのサービスという印象が強いと思います。でも実は、事業者向けにもピッタリのサービスを提供しているのです。
会社の電話やFAXの通話料を安くしたい、携帯電話やスマホ・インターネット回線などの通信費を抑えたい方は、ドコモ光で全部まとめてしまえばおトクな割引が適用されます。
ではドコモ光を企業や店舗など、法人で使うにはどうすればよいのでしょうか。詳しく解説していきます。
ドコモ光の法人契約
会社のネットと社員の携帯をまとめておトク!
法人登録をしている企業や店舗がドコモ光と携帯電話などをまとめて使うためには、まずドコモの携帯・スマホの契約が法人名義になっていることが前提です。法人名義の携帯電話契約とドコモ光をまとめることで、法人向けのセット割を適用させることができます。
新たに登場した料金プラン「カケホーダイ&パケあえる」では、スマホやケータイがかけ放題になるだけでなく、パケットも全員で分け合えるので、とてもおトクに利用できます。
①カケホーダイプラン
利用者の用途に応じて通話や通信のプランがあり、基本のカケホーダイプランは国内電話が24時間いつでも電話し放題。取引先などと電話でやりとりの多い営業担当にはカケホーダイ、データ通信のみ利用する方にはデータプランなどがあり、回線ごとにプランを設定できるので、利用する部署やメンバーによって使い分けが可能です。
②ビジネスシェアパック
5GBから3000GBの大容量まで幅広い通信料のタイプがある「ビジネスシェアパック」では、子回線の台数や使う容量によってプランを選びます。ケータイ・スマホ・タブレットを問わず、グループ全部のパケットをムダなくシェアすることができるので、個別にパケットパックを契約するよりもおトクな利用が可能です。
③ずっとドコモ割プラス
ドコモは代表回線の利用年数に応じて割引額が変わり、長く利用していくほど多くの割引が適用されるプランを用意しています。利用年数が「4年以上・8年以上・10年以上・15年以上」で区分され、契約するパケットパックに応じて110円(税込)~3,850円(税込)の割引が受けられます。
④パケットくりこし
契約したパケット容量を使い切らずに余った場合は、翌月まで繰り越されます。例えば15GBで契約した場合、今月2GB分が余ったら翌月は基本の15GBに2GB加わるので、17GBを利用できます。繰り越し単位は1GBからなので、1GB未満のものは繰り越しされません。
⑤シェアパック分割請求オプション
本来、シェアパックの定額料金は代表回線宛に請求されますが、シェアパック分割請求オプションに申込むと、シェアグループ内の回線数で料金を均等割りして、グループ毎に支払うことができます。
例えば複数の支店がシェアパックを利用している場合、それぞれの支店が使う端末の台数によって利用料金を分割し、各支店が個別に料金を支払うことが可能です。支店毎に予算が決められている場合にこの方法を利用するととても便利だと思います。
長く使えば使うほど「ずっとドコモ割プラス」でおトク!
長期利用者向けの「ずっとドコモ割プラス」は、グループ代表回線の継続利用期間に応じて自動的に割引されるサービスです。法人向けのポイントサービス「ドコモビジネスプレミアクラブ」のステージ設定とは、決定方法が異なります。
「ドコモビジネスプレミアクラブ」は年度末(3月)時点の継続利用期間でステージが決まりますが、「ずっとドコモ割プラス」は新規に契約があった日の翌月を1ヵ月目として計算し、利用年数に達した翌月から割引が開始されます。ただし新規契約日が1日だった場合は、当月が利用開始月となります。なお継続期間中に利用休止期間があれば、その期間は継続利用年数にカウントされないので覚えておきましょう。
アフターサポートはドコモショップにお任せ
全国のドコモショップでは法人契約に関する相談も受け付けています。気になることや困ったことがあれば、近くのドコモへ相談しましょう。新規申込みからアフターサービスまで、全国2,400のドコモショップで安心のサポートが受けられます。
さらに会社やお店をインターネットの脅威から守るため、ドコモ光では「ドコモ光ワンストップサポート」を提供しています。インターネット接続のトラブルからセキュリティまで、まるごとサポートしてくれます。
◆ドコモ光ワンストップサポート
①ネットトータルサポート
電話一本でインターネットトラブルや設定のサポート、修理に訪問サポート、オンラインのパソコン教室まで幅広い支援が受けられます。設定方法などは専門のスタッフが遠隔で対応してくれるので安心です。
②ドコモ光ルーター01 / 光ルーターセキュリティ
ワンストップサポートを実現させる「ドコモ光ルーター01」は、サポートセンターへ連絡をした後、ボタンを押すだけで遠隔サポートを受けることができる高機能ルーターです。「光ルーターセキュリティ」を契約することで、ルーターに搭載されたトレンドマイクロ社製のセキュリティソフトを利用でき、社内のネットワークを守ることができます。
③ドコモnet
IPv6に対応し、大容量の高速通信が人気の「ドコモnet」は、ドコモが提供するプロバイダです。ドコモ光とドコモnetを組み合わせれば、インターネットにまつわることは全てドコモに相談できます。
法人契約にあたっての注意点
ドコモ光を法人として契約する場合も、個人契約と同じようにショップやオンラインでの申込みが可能です。ただし法人は、個人にはない独自の書類の準備が必要です。
まず法人契約を結ぶために、会社が法人登録されているかの証明として「発行から3ヵ月以内の登記簿謄本」や「印鑑証明」が必要となります。他にも「委任状」には必ず社印が必要であったり、手続きのためにショップへ来店した方の「社員証」や「名刺」などの提示を求められたりします。必ず準備しておくようにしましょう。
またドコモ光では、色々なプロバイダを選ぶことができますが、プロバイダの中には法人利用ができないものもあるので注意しましょう。
※法人利用できないプロバイダ※
・So-net ・BIGLOBE ・楽天ブロードバンド ・hi-ho ・AsahiNet(アサヒネット)
ドコモ光の法人契約は、サイトからのお申し込みがおすすめ。
社会情勢は刻一刻と変わるもの。ビジネスで成功をつかむためには、スピーディで快適な通信環境が不可欠です。ドコモ光お申込みサイトでは、ドコモ光のビジネスプラン「ドコモ光 for Business」のお問い合わせ窓口を開設し、疑問点の解消から開通までをお手伝いしています。社用携帯やタブレットの支給についてもお気軽にご相談ください。
まとめ
ドコモ光の法人契約についてご紹介しました。会社にとって、少しでもムダになるコストは省いていきたいところ。ドコモのカケホーダイやビジネスシェアパックをドコモ光の契約と一緒にすることで、これまで余計に発生していた通信費やパケットをムダなく利用することができます。
これから社内のインフラ整備を進めようとしている方や、見直しを考えている方は、この機会にドコモ光の法人向けサービスを利用してみてはいかがでしょうか。