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ドコモスマホで速度制限がかかったら
ドコモスマホを使う際、プランを契約しますがこのプランには、毎月使えるデータ通信量が決められたプランがあります。
こうしたプランを契約している場合、その上限を超えることで速度制限が入るようになっているのをご存知でしょうか。
せっかく4GLTEや5Gで快適に使えていたのに、速度制限が入ってしまうのは困りますよね。
容量追加オプション
そこで、契約プランで設定されたデータ通信量の上限を超えてしまった場合に、容量を追加することができるオプションサービスが「スピードモード」や「1GB追加オプション」なのです。万が一上限を超えた場合、こうしたオプションを利用すれば従来通りの通信が可能になる便利なサービスでもあります。
ドコモのスピードモード
スピードモードでは、速度制限が入ったあとに、自動で1GBを追加購入できるオプションサービスです。1GB~10GBまでの範囲で1GB単位で追加することも、無制限で追加することも可能となっています。しかし注意したいのが自動で追加されるという点。仮に無制限で設定した場合には、自動で追加されていくため知らないうちに大きな金額になることもあり得るわけです。
ドコモのスピードモードの料金
スピードモードの料金は、1GB=1,100円(税込)。追加データ量の設定に関しては、翌月以降も継続されるため、翌月以降に不要な場合は「廃止」の申し出を行うのをわすれないようにしましょう。また、仮に2GB分として設定していた場合でも、実際に追加分としての利用量が1GBの場合は1GB分の料金しか請求されませんので、その点はご安心ください。
また、シェアグループを組んでいる場合は、代表回線のユーザーのみ、申込み可能となっています。
ドコモの1GB追加オプション
もう一つの容量追加のサービスが「1GB追加オプション」。こちらは1GBごとに追加容量を追加していくシステムです。毎回追加する必要があるためその分の手間はかかりますが、自動で追加されないので料金を把握するという面では安心して使えるでしょう。またこちらは上記でご紹介した「スピードモード」で設定した容量を超えた場合にも、使えるサービスとなっています。
ドコモの1GB追加オプションの料金
こちらも、1GB追加するごとに1,100円(税込)。また、追加した容量は翌月末まで使えるようになっていますので、月末時などに追加して使い切らない場合でも無駄にはなりません。
ドコモケータイをご家族で使っていていシェアグループを組んでいる場合、初期設定のままだと、容量追加の申込みは主回線のユーザーしか行えません。
「1GB追加みんなで申し込みオプション」を主回線ユーザーが設定することで、どのユーザーも追加できるようになるため設定の変更をしましょう。
》スピードモードや容量追加に関するお問い合わせはドコモ公式窓口へ
ドコモのスピードモードと1GB追加オプションの違い
スピードモードと1GB追加オプションをそれぞれご紹介しましたが、容量を追加するオプションサービス違という点で目的は同じ。違いとしては、容量追加の申請を都度やるのか、まとめて設定しておくのかという点でしょう
スピードモードでは、10G(もしくは無制限)までの設定を行うことで毎回申請する手間が省けるというメリット、1GB追加オプションではその都度追加申請を行うことで料金を把握しやすいというようなメリットがあります。
dポイントで容量を追加することもできる
スピードモードも1GB追加オプションに関しても、どちらも「dポイント」で容量を購入することも可能です。その場合、期間・用途限定として付与されたキャンペーン特典ポイントなどは使えませんのでご注意ください。
ドコモのスピードモードはどんな人におすすめ?
スピードモードはあらかじめ10GBまでの範囲もしくは無制限で追加容量を設定することができる便利な追加オプションです。速度制限が入った以降も、動画視聴やインターネット接続等を行うことがわかっている場合には、あらかじめまとまった容量を追加しておくと手間が省けるでしょう。
料金が心配な人は1GB追加オプションがおすすめ
しかし、1GB1,100円(税込)として自動的に容量が追加されることで予想以上に請求金額が増える可能性もあり、廃止の申し出をしない場合は翌月以降も継続されるという懸念点があります。
料金が心配という場合には1GBごとに追加できる1GB追加オプションを利用するようにしましょう。
》ドコモの最新スマホにも注目!5G端末や人気スマホのスペックもチェック!
》容量追加やスピードモードに関するお問い合わせはドコモ公式窓口が便利
毎月のデータ容量を超えないためにできること
毎月契約プランのデータ容量の上限を超えてしまう場合、その都度追加オプションとして料金が発生するというのは経済的にもよくありません。そこで、毎月のデータ容量を超えないためにできることをご紹介していきます。
契約プランを見直す
まず第一におすすめしたいのが、契約プランを見直すこと。たとえば5Gギガライトをご契約の場合、最大7GBまでの容量となっています。この契約で頻繁に速度制限が入る場合は、ご自分の使う容量の目安と契約プランが合っていないとも言えるはず。このプランの場合、最大料金が月額6,765円(税込※)なので、仮に1GB1,100円(税込)を追加した場合、7,865円(税込)になります。5Gギガホは月額8,415円(税込※)で月100GBまで使えるようになっています。
使える容量にこれだけの差がありながら、料金の差が小さいので、こういった場合は契約プランの変更がおすすめです。
※割引を適用する前の料金
》契約プランの見直しやプラン変更に関してはドコモ公式サイトから
スマホでの通信量を減らす
スマホの通信量が増えるのは、自宅でのインターネッと接続や動画視聴などもスマホで行っていることも原因の一つでしょう。自宅にインターネット回線がある場合は、パソコン等に切り替えてインターネットを使う。無線LANを設置している場合は、スマホをWi-Fi接続に切り替えるという方法が効果的です。
モバイルルーターを持ち歩く
外出先や通勤通学等で、スマホのデータ容量を多く使うという場合には、モバイルルーターを契約してWi-Fi接続に切り替えるという方法もあります。料金としてはドコモの追加オプションが1GB1,100円(税込)に対して、モバイルルーターは20GBで2,000円台のものや、実質無制限として3,000円台のものも登場しています。
単純に料金のお得さを比較するとモバイルルーターを取り入れたほうがお得になる可能性が高いので、毎月速度制限がかかっている場合などはこういった方法も視野に入れてみてはいかがでしょうか。
》ドコモのモバイルルーターを紹介!テレワークでも持ち運びにも活躍?
新型コロナウィルスでスマホ通信量が増加?
新型コロナウィルスの流行で、「自宅で過ごす時間が増えた」、「オンライン会議」「オンライン授業」、「在宅ワーク」など、スマホの通信量が増えたという方も少なくないのではないでしょうか。
自宅では固定回線を使った接続に切り替える
自宅で固定回線を契約している場合は、自宅でのインターネット接続をスマホではなく接続は固定回線を活用するようにしましょう。
固定回線がないなら光回線を契約する
固定回線を契約していないという方は、この機会に固定回線の導入をしてみてはいかがでしょうか。スマホのみでインターネット接続や動画視聴などを行う場合、多くのデータ通信容量を消費し、速度制限が入る可能性が高まります。MM総研によると、新型コロナウィルスの影響も踏まえると、2020年度のFTTH市場が前年度を上回ると予測しています。
今後のことも踏まえると、今のうちに固定回線の環境を整えておくと安心でしょう。
(参考資料:”ブロードバンド回線事業者の加入件数調査(2020年3月末時点)”MM総研HP)
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固定回線はあるけど有線接続なら無線LAN
固定回線を契約していても、有線LANで繋げているという方もいるはずです。しかしせっかく固定回線を契約しているなら、Wi-Fi接続をすることでスマホの通信量を節約することが可能。パソコンは有線、スマホは無線LANによる接続にするという使い分けもできるので、無線LANはスマホのためにも置いておくことをおすすめします。
》【自宅で動画を楽しむなら】ひかりTV for docomoがおすすめ?5Gなら最大7番組同時視聴も?
まとめ
今回はドコモのデータ通信量の上限を超えた場合に使える「スピードモード」および「1GB追加オプション」を中心に解説しました。
便利なオプションサービスなので、上限を超えてしまった場合におすすめです。しかし頻繁に上限を超える場合や、新型コロナウィルスの影響などでスマホの通信量が増えたという場合には、プラン変更や自宅の環境を見直すことも検討してみてください。