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解約の前にチェックすべきポイント
違約金のかからないタイミング
ドコモ光の2年間の契約期間があるプランは、契約期間内に解約すると違約金を払わなければなりません。しかし、更新月(25カ月目、49カ月目、73カ月目など契約満了月の翌月)で解約すると違約金は必要ありません。更新月を過ぎると2年間の契約が自動更新されるため、更新月で解約したい人は解約手続きを忘れないように気をつけましょう。
ドコモ光には契約期間がないプランもありますが、基本的に利用している人は少ないです。契約期間なしのプランは契約期間ありのプランに比べると月額料金が割高になります。
解約に必要な費用
ドコモ光解約の際には以下の三つの費用を確認しましょう。
①ドコモ光の解約金
ドコモ光は更新月以外だと戸建タイプ5,500円(税込)、マンションタイプ4,180円(税込)の違約金が発生します。
更新月が分からなければ、ドコモインフォメーションセンター0120-800-000やMy docomo内で契約内容を確認できます。
ただし、引越しする人でドコモ光が引越しのエリアで使えない場合は例外です。この場合はドコモ光を解約せざるを得ないため、違約金の負担なく解約できます。
②プロバイダの解約金
ドコモ光を解約すると、利用中のプロバイダも解約する事になります。プロバイダの契約期間内に解約すると、5,000円程の違約金を支払わなければならない場合があります。
契約期間や違約金の有無、金額はプロバイダ会社によって違うため、利用中の会社に確認しましょう。
③ドコモ光開通工事費の残債
ドコモ光を新規で開通させる場合、22,000円(税込)程の工事費が発生します。通常、工事費は分割払いが推奨されており、毎月の回線使用料に合算して請求されています。フレッツ光からドコモ光に転用した場合でも、フレッツ光の開通工事費はドコモ光から継続して請求されています。
ドコモ光を解約する時点で工事費の残債がある場合は、解約金とともに工事費の残債を一括で支払わなければなりません。引越し先がドコモ光の提供エリア外で解約せざるを得ない場合、解約金はかかりませんが、工事費の残債は支払う必要があるため注意しましょう。
解約時の注意点
ドコモ光を解約する時には、以下のポイントを注意点として押さえておきましょう。
電話番号の引継ぎ
光電話を契約している場合、ドコモ光の解約と同時にそちらも契約解除となります。光電話は光回線を利用した固定電話サービスなので、光回線を解約して単独で使うことはできません。
今まで使っていた固定電話の番号を引き継ぐには、ドコモ光の解約前にNTTに連絡して、アナログ回線に戻す手続きを行いましょう。先にドコモ光を解約してしまうと、アナログ回線に戻せなくなってしまうので、注意してください。
なお光電話で使っていた電話番号が、ドコモ光にする前から、アナログ回線で発番しているものであれば、基本的にドコモ光を解約してもアナログ回線に戻せば、番号を引き継ぎで利用出来ます。しかしドコモ光を新規で契約した際に発行した番号だった場合、ドコモ光を解約するとその番号を引き継ぐことはできませんので、事前に確認しておくようにしましょう。
<問い合わせ先>
・固定電話から:116(局番なし)
・携帯電話から:0120-116000
レンタル機器を返却する
ルーターやモデムなどの周辺機器を、ドコモからレンタルしている場合は、忘れずに返却を行いましょう。返却が行われないと、一定期間経過後に、電話や督促状による連絡が入ります。未返却と判断されると、賠償金として周辺機器の利用料金を請求されることもありますので、注意してください。
キャッシュバックがある乗り換え先の有無
ドコモ光から他社の回線に乗り換える人は、新規登録で違約金を補填できる会社を選ぶと、“実質”負担なしでドコモ光を解約できます。回線各社では乗り換えキャンペーンと称して、他社回線の違約金をキャッシュバックするキャンペーンを行っていることが多いです。ただしキャッシュバックを受け取れるのは解約金を支払ってから半年後など、時間がかかるケースも見られます。一時的に解約金の自己負担が必要と認識しておきましょう。
まとめ
ドコモ光の解約にかかる費用と違約金負担を抑えるための方法についてご紹介しました。工事費の支払いを完了して更新月に手続きすれば、ドコモ光を費用負担なく解約できます。また、他社の光回線に乗り換えるなら、新規登録キャンペーンを利用して、“実質”負担なく解約する事もできます。ドコモ光の解約は、場合によって大きな費用負担がかかるため、契約内容をしっかり確認してから手配しましょう。