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ドコモ光を戸建てで使用するには?
戸建てでドコモ光を利用する場合、利用条件を満たしていないと申し込んでも使用できないなんてことも。そうならないために、ここではドコモ光を戸建てで利用する際の利用条件について解説します。
戸建てにおけるドコモ光の利用条件
まず重要視しておかなければならないのが、ドコモ光を利用する場所。お住まいの地域が、フレッツ光回線を利用できる場所かどうかしっかりと確認しておきましょう。光回線自体は以前と比較してかなりの地域に広まりましたが、郊外もしくは山間部では浸透していない場所もあります。ドコモ光に新規で利用するときは、まずは地域の回線状況が利用条件に当てはまっているのか 確認しておかなければなりません。
上記のエリアに入っていることを前提として、さらにドコモ光の場合「フレッツ光ネクスト」が利用できる地域かどうかも確認しておくことが重要。「フレッツ光ネクスト」が利用できない場合、ドコモ光に申し込めない可能性もあるので注意しておきましょう。
申し込みの際は本人確認書類も忘れずに
ドコモ光に申し込む際、ドコモの携帯電話を持っていれば電話番号の確認のみで済みますが、持っていない場合は「運転免許証」などの本人確認書類が必要になるので注意してください。それだけでなく、毎月の支払いに使用する「クレジットカード」「キャッシュカード」などが必要になるので、前もって準備しておきましょう。
戸建てタイプのドコモ光の料金プランについて
ここでは戸建てタイプでドコモ光を利用する場合の料金プラン、さらには選べるプロバイダについてご紹介します。プロバイダ料金が一緒になっている「タイプA」「タイプB」では、月額料金もプロバイダも異なるので注意してくださいね。
料金プラン
タイプAは月額料金5,720円(税込)で、選べるプロバイダが19社と非常に多いのが特徴。一方タイプBだと、月額料金は5,940円(税込)と若干高く、選択可能なプロバイダは6社となっています。単独タイプの場合、月額料金は5,500円(税込)と最も安いですが、別途でプロバイダ契約をしなければならないので注意してください。
料金プランに関する注意事項
上記でご紹介したプランは、2年間の定期契約がある場合での料金になります。2年間の定期契約をしない場合、各プランの料金に 1,650円(税込)プラスされるので注意してください。さらに2年の定期契約に申し込むと、申し出がない限り2年経つと自動更新されます。後々後悔しないためにも、プランを変更したい人は早めに申し出るようにしましょう。
ドコモ光を解約したら解約金は発生する?
解約金にも注意しなければなりません。契約満了月の翌月、もしくは翌々月以外に解約をした場合、戸建てだと税込5,500円の解約金が発生します。解約時にお金をかけたくないときは、契約満了の時期に注意しなければなりません。
戸建てにおけるドコモ光の速度について
ドコモ光を使用していると、「なんだか通信速度が遅いな」と思うことがあるかもしれません。そのような通信速度の低下は、戸建てであることと関係のないことが原因になっているケースもしばしば。ここでは、ドコモ光の通信速度が遅くなる原因と対策法について解説します。
速度が遅くなる原因
まず考えられるのが、回線の混雑状況。時間帯によっては、回線が混雑しやすい時間も変わります。日中に比べて夜は回線が混雑しやすいため、普段より通信速度が遅くなることも。ほかには「パソコンをシャットダウンせず付けっ放し」「無線LANの故障」といった理由も、速度が遅くなる原因として考えられます。
通信速度を取り戻すには
上記のような原因で通信速度が遅くなる場合、自宅でもできる対処法として「パソコンを再起動する」「無線LANの電源を抜き差ししてみる」「プロバイダをIPv6対応のものにする」といったことが挙げられます。通信速度が遅くて気になる人はぜひ試してみてくださいね。それでもダメな場合、ドコモ光のサービスセンターに連絡してみるのもおすすめです。
戸建てでドコモ光を利用するときの工事内容
ここでは、戸建てにおけるドコモ光の工事内容 についてご紹介します。戸建てではどういった工事が必要になるのか、しっかり確認しておきましょう。
フレッツ光回線があるかどうか確認する
工事の前に、フレッツ光回線があるかどうか確認しておくことが重要です。ドコモ光を利用する前からフレッツ光回線を利用している状況であれば、現場で工事する必要はありません。ですがこれまでフレッツ光を使用していないという状況であれば、新たに工事が必要になります。基本的には電柱から自宅へフレッツ光回線を引き込むことになり、引き込みのルートを業者の人と話し合いながら決めていかなければなりません。新規で申し込む以外にも、「フレッツ光回線のルートを変更したい」「フレッツ光回線自体が劣化している」といったケースでは、工事が必要になることもあるので注意してください。
ドコモ光の回線を引き込むときはエアコンダクトを使用
新規で工事する場合、戸建てだとエアコンの屋外機に通じるダクト穴を利用することが多いです。自宅の壁に穴を開けるといった大規模な工事は必要としませんが、屋内の光コンセントの場所 は屋外機のダクト穴を利用している部屋に限られます。ですが戸建てだとWi-Fiを利用することが多いので、あまり場所にこだわる必要はないでしょう。ちなみにエアコンダクトがないという場合、自宅の壁の穴を開けなければならないことも。その場合は建物の構造に悪影響を与えないよう、しっかりと工事業者と打ち合わせをしておく必要があります。
工事後は自分で接続設定する必要がある
回線工事が終われば、それだけでインターネットが使えるようになるわけではありません。工事終了後は、パソコンやスマートフォンなどの接続設定をする必要があります。光回線工事が終わったあとは、まず光回線のコンセントを探しましょう。見つけたあとは、事前に送られてくる「光終端装置」を光コンセントにつなげてください。
新規・転用におけるインターネットの接続方法について
・まずはインターネットの接続設定をしなければならないのか確認
フレッツ光からの転用でプロバイダを変更しないとき、基本的にインターネットの接続設定は必要なく、そのままの状態で使用可能です。ですがドコモ光へ新規で申し込む場合、もしくは光回線自体の仕様を変更した場合は、新たにインターネットの接続設定をしなければなりません。
・光終端装置を確認
光終端装置とは光通信における終端に設置されるもので、光信号と電気信号の間における交換、さらには光信号の多重や分離をする役割を担っています。基本的にNTTから無償で貸与されるので、お金がかかることはありません。光終端装置には「OMU」「ホームゲートウェイ」の2種類があり、それぞれ接続方法が異なるので注意してください。どちらのケースもインターネットの利用案内に関する書類が必要になるので、あらかじめ用意しておきましょう。
・インターネットの接続をするには「PPPoE」設定が必要
「PPPoE」とは、プロバイダからのユーザー情報を該当する機器に設定する仕組みのこと。プロバイダのユーザー名とパスワードを入力することで、インターネットが利用できるようになります。PPPoEはインターネット接続においてゲートのような役割を果たしているので、PPPoEを設定する際は誰もが簡単にインターネットが見られるよう、なるべく光コンセントに近い機器に設定することをおすすめします。
・光終端装置が「ONU」の場合
光終端装置がOMUのケースであれば、PPPoE設定ができるルーター機能を持っているかどうかで手順が変わります。ルーター機能がない場合、パソコンにPPPoE設定しなければなりません。ちなみに、スマートフォン本体はPPPoE設定を可能にする機能がないので注意が必要です。一方ルーター機能を持っているOMUであれば、OMU配下に有線もしくは無線ルーターを設置してPPPoE設定を行いましょう。
・光終端装置が「ホームゲートウェイ」の場合
ホームゲートウェイの場合、OMUとは異なりホームゲートウェイ内にPPPoE設定することが可能です。ホームゲートウェイには「ONUとは別に接続されているもの」「OMU機能を兼ね備えているもの」の2つのパターンがありますが、基本的にどちらのパターンでもPPPoE設定できますよ。
戸建ての場合にかかる工事費用はいくら?
戸建てでドコモ光に申し込む際、まず必要になるのが「契約事務手数料」。申し込みに対する手数料で、税別で3,300円(税込)かかります。工事費用としては、新規の場合で22,000円(税込)、転用で最大速度を変更するような工事の場合は11,660円(税込)かかります。ちなみに土日休日における工事ではプラス3,300円(税込)の加算金、年末年始における工事でも別途で費用が発生するので注意してください。
ドコモ光を戸建てで利用する場合の注意点とは
ドコモ光に転用する場合の注意点として、あらかじめ「転用承諾番号」が必要になることが挙げられます。取得方法は簡単で、NTTのweb上もしくは電話からすぐに取得できますよ。ちなみに、取得した転用承諾番号の有効期限は「発行日から15日間」と決まっているので注意しておきましょう。
戸建てでドコモ光を利用する際は工事内容や料金をしっかりと確認しよう
ここまで、戸建てにおけるドコモ光の利用条件や料金プラン、さらには工事内容や工事にかかる費用についてご紹介しました。戸建てでドコモ光を申し込もうか迷っている人は、ぜひこの記事を参考にして申し込みを検討してみてくださいね。ちなみに新規でドコモ光に申し込んで工事してもらった場合、工事後は自分でインターネットの接続設定をしなければなりません。自分で設定を行う場合、「インターネットの接続設定が必要なのか」「光終端装置は何か」をしっかりと確認しておくと、スムーズに設定も進みやすいですよ。
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